January 16, 2005

異端のがん治療

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異端の肖像2005 団塊の世代は<4>新潟大大学院医学部教授 安保 徹(57)東京新聞

医学の本流からはずれた、トンデモ治療論だ。と安易に決め付けてしまうのはもったいない。

「現在、がん治療の主流を占める手術、放射線治療、抗がん剤の三大療法が死亡率を上げている主因だ。欧米化した食生活の影響もあるが、がん検診で早期発見される例が増え、三大療法の結果、免疫力が低下し再発している影響の方が大きい」
さらに「発見されなければ自然治癒しているはずのがんが、発見されたおかげで死亡に至る」として「がん検診は、受けない方がいい」とまで言い切る。

部位別ガン死亡率の推移 健康フォーラムでは古いデータだが、ガンの死亡率が上昇しているのが分かる。手術、放射線、抗がん剤で死亡することになる。という決め付けは良くないかもしれないが、最近、近所で死んだじいさんをみると、ガンが発見されるまでは、本当に元気で飛び回っているじいさんだった。しかし、がん治療が始まると、みるみる衰弱。ほどなく亡くなった。

アメリカではガンの死亡率は低下しているという。「米国では十三州で代替医療に保険が適用される代替療法先進国。東洋医学などを導入して免疫力を高めた結果だ」とある。アメリカ人の恐ろしいところは、我々が価値のないとしていることでも、熱心に研究して改良・導入し、自らの血とし、肉としてしまうことだ。

自然治癒力を見直し、手術や薬物療法に頼らない治療を取り入れる動きは、ガンだけでない。アキレス腱断裂については、手術やギブスに頼らずに「歩いて治す」歩行療法というのが成果をあげているという話も聞く。

20世紀は自然や伝統とかけ離れた人為・近代科学的なものが尊重されてきた。
21世紀は、自然や伝統の役割を見直し、必要な部分を取り入れていく時代にしていきたい。

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